2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

再入院の予定

今後のことを看護師と話し合うということで、週末は実家に泊まった。看護師との話し合いの前に家族で話した。父の体力が限界で、父には十分な睡眠が必要であること、私と姉は父の代わりにトイレの介助は危険でできないことなどから、お母さん病院に一度帰ろ…

退院 3週間目

食べることができなくなり、水を飲むのもやっとの状態になった。水分、栄養補給のため、自宅での点滴が始まった。この時点で、主治医が入院していた大学病院の医師から訪問医に変わった。 前回の診察では、白血球数が一桁だったとのこと。4000〜9000が正常値…

退院2週間目②

木曜日、実家に行くとたった1日空けただけなのに、母はずいぶん衰えて見えた。トイレの介助をするにも、前より足が立たず、支える腕の力は弱くなっていた。また唇の皮膚がカサブタのように浮き上がり、上下でくっついてとても痛そうだった。 途中

退院2週間目

それなりに元気なうちに母との時間を過ごしたくて、1週間の休みをとった。月曜に行くと、3日前よりずいぶん意識レベルが下がっていた。 何か尋ねると「よくわからない」と答えることがほとんどで、表情が乏しくなっていた。モルヒネのおかげで痛みはないのは…

帰宅

そして待ちに待った帰宅。2週間前のことだ。が、もっとずっと前のことのように思える。 まず困ったのがトイレ。退院前からほとんど歩けなかったので、車椅子の生活が始まった。廊下が狭い、ドアが外開き、そして何より介助の仕方がわからない。母は白血病で…

退院

在宅ターミナルケアにあたって、やることはたくさんあった。退院までの大まかな流れは下記の通り。①主治医からの宣告②病院の退院支援社会福祉士との顔合わせ③地域支援センターへの申請④介護認定審査員の来院、審査⑤ケアマネの決定⑥訪問医、看護師の選定⑦病院…

これまで

2018年1月、母が急性リンパ性白血病と診断された。それから約一年、抗がん剤や分子標的薬の治療を受けたが、2019年2月、有効な治療法がもはやなくなり、自宅でのターミナルケアとなった。痛いのは嫌だ、手がなくなったらすぐ教えて欲しいし、なるべく早く家…